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2026.05.08
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師匠は2つ下の後輩。杉並から柏まで「弟子」として通う理由

金曜日ですね。今週もお疲れ様です。 今日は、僕の活動の根幹にある「原点」と、ある大切な男との物語を少し。 今日お邪魔したのは、千葉県柏市の現場。僕の師匠の元へ、手伝いに行ってきました。 実はこの師匠、地元の2つ年下の後輩なんです。 僕がかつて役者やミュージシャンとして夢を追いかけていた頃、彼は「庭師になる」という夢を抱き、この世界に飛び込みました。それから20年。10年の厳しい修行を経て独立した彼は、今や柏を中心に活躍する一流の職人です。 距離をも超える「敬意」 数年前、僕は自分の映画制作において「庭師の技術や感性が、背景美術や空間表現に必ず生かせる」と確信し、彼に頭を下げて教えを乞いました。 拠点が杉並区にある僕にとって、柏の現場は決して近くはありません。でも、彼の現場であれば、僕は喜んで一人の弟子として通います。 地元の付き合いでは僕が「先輩」ですが、造園の世界では彼が圧倒的な「師」。現場に入れば、そこに甘えは一切ありません。彼から飛んでくる指示には、必ず「はい」と二つ返事で応える。それが、彼が20年という歳月をかけて、剪定の技術を磨き続けてきたことへの、僕なりの最大の敬意(リスペクト)です。 【言葉を超えた「粋」な救い】 人生には、家計や仕事が苦しい時期もあります。そんな時、彼は余計な詮索をせず、ただ黙って「仕事あるぞ」と現場に呼んでくれました。 植木屋や造園屋という職人の世界は、時に厳しいものですが、そこには言葉を超えた「粋」な優しさが流れています。彼がいなければ、今の僕の活動は形になっていなかったかもしれません。 【かけがえのない「戦友」として】 今では先輩・後輩という垣根を超え、師匠であり、弟子であり、そして同じ時代を生き抜くかけがえのない「戦友」です。 今日も共に汗を流しながら、改めて感じました。初心を忘れず、プロとして泥臭く向き合い続けることの大切さを。 師匠から学んだこの技術と魂を、僕も自分の現場、そして映画という表現の中に、しっかりと刻んでいきたいと思います。 さあ、週末ですね。皆さんも素敵な休日をお過ごしください! 《庭事よりしろ》 代表 渡邊 卓

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